あおぞら八重垣のめざす介護


1 おむつ使用をどう考える?

 施設入所「要介護老人」の80%(注)以上がおむつを使用するといわれています。
おむつを利用する側の主体性の確立が求められています 
 施設利用者でも、「寝たきり」にさよならして、「離床」した楽しい暮らしをつくっていただくには、タイムリィな誘導で、トイレを使用し、おむつを使わない習慣を取り戻すことは決して不可能ではありません。
 いったんは尿意・便意を失ったかに見えても、毎日の生活の把握と、食事・排泄の状況観察の中で、慎重な介護による排泄自立の復活は、決して不可能ではありません。
  おむつ使用率の半減をぜひ実現したいものですね。
(注)コンディゴ島根の調査報告による


2 嚥下性肺炎とのたたかい

 「要介護老人」の直接の死因の第1位は肺炎です。 老人の肺炎による死亡率は、100年前と同じです。 抗生剤で肺炎は治るとの常識は、老人には非常識です。 
 老人の肺炎の多くは嚥下反射や咳反射の低下による、不顕性誤嚥Silent aspirationが原因です。口腔ケアを2年間実施して、肺炎の発生を半減させたという報告があります。
 不顕性誤嚥を防ぐため、食後2時間位座位を保つよう離床を励行したら、呼吸器感染による発熱を3分の1に減少させたという報告もあります。 いったんは尿意・便意を失ったかに見えても、毎日の生活の把握と、食事・排泄の状況観察の中で、慎重な介護による排泄自立の復活は、決して不可能ではありません。
 口腔を清潔にし歯ブラシをを使うこと、離床して座位を保持することは、ともに人の脳を活性化します。肺炎の予防ばかりではなく、寝たきり老人の人間回復にも欠かせないことです。


3 「経管栄養」を考える

 施設入所「要介護老人」の9.6%(注)以上が誤嚥と肺炎を防ぐため、チューブを消化管に設置した「経管栄養」者です。しかし、「経管栄養」でも、不顕性誤嚥を防ぐことはできず、経管栄養者の多くが肺炎で死亡しているのも事実です。
 「経管栄養」では、食事の楽しみがなくなってしまいます。
食事とは、食物の匂いを嗅ぎ、眺めたり触ったりして、食べたいと意欲するところから始まります。

 食物を口に取り込み咀嚼して味わい、咽頭へと送り込み、咽頭から食道に送り込みます。まるで神業のような食事の流れは、まさに生命の輝きです。
 嚥下困難や誤嚥を理由に、「経管栄養」することは、食事にかかわる身体の正常な機能、とりわけ脳の働きを退行させ、ひとの活力を失わせる恐れがあります
(注)コンディゴ島根の調査報告による


4 介護体制

 ある木造グループホーム火災で、入居者9人のうち7人が死亡される事件がおこりました。
これは多くの施設で今も続けられている2交代勤務制への警鐘です。
  あおぞら八重垣ではスプリンクラーなど消防防災設備が完備し、職員の勤務体制も介護部門は8時間ずつ3交代で24時間安全を守る体制を続けています。
 あおぞら八重垣では入園者に対し、看護・介護職員数は40%以上です。


5 暮らしのリズム

 要介護老人の着替えや整容は、ご本人様の脳への介護側からの働きかけといえます。
 あおぞら八重垣では、毎朝起床の際に寝間着から着替えをし、トイレを済ませて食事を待ちます。
 食後は、口腔ケアを済ませて、フロアごとに集まって「朝礼」をします。朝礼では挨拶をしあい、ラジオ体操をし「園の歌を歌い、その日の予定や世間の様子の話を聞きます。そしてカラオケで何曲かみんなで歌います。
 機能訓練、クラブ活動などが、食事・入浴・健診をおり込んで毎日展開されます。暮らしのリズムは要介護老人の場合には特別に重要です。


6 お答えできません?

 「あおぞら八重垣には認知症の方が何人おられますか?」とたずねる方があります。
私たちは「そうですね」と答えます。
 重度とかアルツハイマーとかいわれている方が園の日常生活の中で、普通にみんなと談笑しながらのんびり楽しく暮らしていらっしゃる模様がすぐ胸に思い浮かびます。
しかし笑顔で「個人情報ですから」とお答えするばかり・・
判っていただけますか?


7 情報公開

 施設に関する情報は、重要事項説明書・契約書や株式会社ケアガイドの決算報告書も含めて公開しております。
 入園なさった方の介護に必要な情報については、全職員が共有し、よりよい介護のために研鑽につとめています。
重要事項説明書
別紙介護サービスの一覧表
利用入園契約書
運営規程



株式会社ケアガイド決算書 
個人情報に関する基本方針

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