あおぞら八重垣の介護の特質
〜あおぞらイズムの提唱〜
これがおあぞら八重垣の介護
利用者が「ご主人」です
創業者 加藤 曉さんと一問一答

加藤さんの介護経験は随分お長いそうですね。
ハイ、特別養護老人ホーム施設長を10年とちょっと、介護保険のケアマネは制度発足以来です。病院診療所の事務長の経験も20年です。「老守おいもり」を自認しています。
あなたの介護理念を一口で言うとどうなりますか。
私は「あおぞら八重垣」の実践を通じて「あおぞらイズム」を提唱したいと思っています。
ほほう。
まず寝たきりをなくすこと、寝かせきりにしないことが、もっとも大切です。「離床」と言っています。離床がすべての始まりです。そのためには、三つの改革です。食事と排泄それにマンパワーです。
食事の改革とは?
食事を取れる方は必ず長生きします。点滴静注や経管栄養では代替できません。私は本来の家庭食のよさを、八重垣で提供したいと思います。居室から食堂に出て、職員も交え皆さんで会食を楽しみたいと思います。口腔ケアに積極的に取り組んで、誤嚥をふせぎます。
コンビニ弁当や配食業者弁当で安くあげようとは、
思いませんね。セントラルキッチンで真空包装食品を配送する安直なやり方は、感心しませんね。
排泄の改革とは?
適時適切な排泄の援助は介護の基本なのですが、今では「すぐれもの」の紙おむつが普及し、「あてがいきり」介護が増えています。汚れたおむつをすぐ取替え清潔を保つことは、その方の人格を尊重する大切な作業です。脳の活性化を直接援助することにもなります。
なるほど、
おむつをあてがったのは、介護サイドの都合からだったことを考えてください。
マンパワーの改革ってどんなことですか?
従来の施設では、介護職の夜勤者は、夕方から翌朝まで16時間拘束でした。
へー、16時間もぶっ続けで働けるのですか?
そうですね。仮眠が認められています。しかし眠っている時間にも容態急変とか事故発生とかは避けられません。
つまり現行の16時間夜勤は、事故急変「頬かむり」勤になりかねないとおっしゃる、
馴れ合い、もたれあい、許しあい、の温床ですかねえ。
で、どう改革するのです。
8時間ずつ、一日三交代で介護するシステムをつくります。
病院と同じですね。
そうです。介護職には経験豊富で優秀なベテランが沢山育っていますが、働く意欲も能力もあるのに「定年」で職場を去っています。私は60歳を過ぎても働きたい人には門戸を開きます。
おお、嬉しいですねえ。これがマンパワー改革だとおっしゃる、
ハイ、こうしてこそ職員の力量と創意のすべてをくみ上げて入園者のために力を尽くせると思います。
この三つの改革で、園の基本理念実現を目指すのです。
基本理念?
「理解と受容」「発達保障」「情報の公開」の三つです。
「理解と受容」って、お年よりの個性や生活歴・病歴などすべてを知りきった上で、認知症状も含め、あるがままを受け入れようというのですね。
願いは、その方の生涯を通じての発達を保障したいということです。認知症状のある方にも、差別なくあるがままの暮らしを続けていただきます。
またそのためには、関わりあるすべての情報の公開・共有が不可欠です。
ははあ、
私たちが入園者の皆さんに「わがままを言ってください」「きれいになってください」「たのしんでください」とお約束できるのは、ここからです。
なるほど、これが「あおぞらイズム」ですか。
その通りです。
ふうむ、これは期待できそうですね。
有難うございます。

特養施設長時代の加藤さん 仮装の入園者と

島根の「特養」実態調査
介護保険利用者の現状
インデックスへ
あおぞら八重垣の介護実践

Copyright © 2004 Aozora yaegaki. All Rights Reserved.