いま介護はどうなっているか

施設での介護の現状

特別養護老人ホームの実態調査から

「特定非営利活動法人コンティゴしまね」が、島根県下の「特養」75施設に対しアンケート調査と訪問調査をし、その結果を「あなたの利用したい特別養護老人ホームはどこですか」と題して、04年2月発表しました。概略を紹介します。
回答を得た「特養」は58施設、入所定員は平均50.25人でした。
個室のない施設は17施設。41施設で個室は設置しています。しかし、「全個室制」は皆無でした。
入所者のうち、介護度4および5の比率は、平均66.2%ですが、最も低いのは38%、最も高いのは87%でした。
年間死亡退所者数の定員比率を見ますと、平均14.58%、最低は2%、最高は47%でした。ちなみに、松江広域介護部によると、「特養」入所者の「2年間」死亡率は、27.6%、在宅の介護受給者の「2年間」死亡率は、18.5%といいます。
食事と排泄での介護を見ると、食事の全介助は全入所者の20.17%に及んでいます(最高は42%、最低は6%)。別に9.63%が経管栄養です(最高28%、最低0%)。
オムツ着用率は、81.6%(最高100%、最低46%)
夜間の勤務体制は、殆どが夕方5時頃出勤、翌朝9時頃まで勤務という「2交代制」勤務でした。津和野、江津、西郷に一箇所ずつ病院でみられるような準夜・深夜の「3交代制」勤務を採用している施設があります。
オムツ利用者のうち、「尿便意がなく、オムツをしているが、排泄パターンにあわせて介助する」人は入所者の21.2%でした。
入所者に対し、起床時と就床時の「着替え」を励行している施設は皆無でした。編集者も「唖然とした」と書いています。

太郎と花子の介護問答 「オムツ編」
インデックスへ
あおぞら八重垣の介護実践

Copyright © 2004 Aozora yaegaki. All Rights Reserved.