島根県の方でコロナが一旦収まっていた際に行った面会で、心が温まったお話のご紹介です。

 

❀ 一人目のご紹介です。

・体調も悪く、看取り状態の方でした。ご兄弟のご家族様からお電話があり「面会させていただきたい」

との事でした。ご兄弟様の方も認知症を患っており、ご本人様の事が分かるか微妙な所でした。

窓ガラス越しに面会をし、午前中ご本人様は調子があまり良くなかった為ずっと俯かれたままでした。

「また、午後に来ます」と言われ、一旦帰られました。

その後、午後に再度窓ガラス越しに面会した際にしっかりと顔を上げられ

ご兄弟様の名前を呼び合われ、「分かる、分かる」と笑顔になられ、感動のご兄弟様の再開でした。

 

❀ 二人目のご紹介です。

・入園の際、病院からそのままあおぞら八重垣に入園され、コロナウイルスの為玄関の前で

お別れとなっていました。

入園された時から会われておらず、ご家族様は面会が出来るのであれば毎日面会をしたい御家族様でした。

島根の中で一旦、コロナが落ち着いた際に居室迄、防護服、マスク、防止着用の上

上がっていただき、面会されました。ご本人様も、しっかりとご家族様の手を握られ15分ほど

御家族様で面会していただきました。ご本人様からも、いい笑顔が見えました。

 

❀ 三人目のご紹介です。

・コロナウイルスが流行る前に、何度も面会にご家族様が面会に来てくださっていました。

面会の規制が掛かった中でも、ご本人様の好きだった食べ物と一言心の籠ったお手紙を

毎日届けて下さいました。ご本人様は手紙が届くたびに、娘様の名前を見て「会いにきてください。と伝えて

下さい」と言われておりました。

防護服着用で、体温測定していただき会議室での面会をされました。

最初は、ご家族様の顔を見てもなかなか思い出せなかったご本人様でした。

最後面会時間の残り僅か、5分の所でご家族様の事を思い出され、「涙、涙」の感動の

再開でした。

 

 

また、現在も新型コロナウイルスの感染者が増えて参りました。

一部の面会(理由あり)を許可していましたが、より一層警戒をし

面会を控えさせていただきます。

 

また、ご家族様のテレビ電話希望やお届け物がある場合には

あおぞら八重垣までお電話くださいませ。