あおぞら八重垣では水分でむせられる方にはトロミを付けております。

 

 ご利用者様の誤嚥性肺炎を予防するために、病院にて嚥下内視鏡検査(VE)や

嚥下造影検査(VF)を受けて頂いています。

 今まで、トロミの濃度については、あおぞら八重垣独自の4段階の分類をしてきましたが、

Dr.の指示通りに提供できるように学会分類の3段階に合わせることにしました。

 

 今回、トロミ剤メーカーの方にも来園いただき、日本摂食嚥下リハビリテーション学会が

作成した学会分類2013対応目安表をもとに、トロミ濃度についての勉強会を行いました。

 トロミの簡易測定法にシリンジ残存量テストがあります。これは世界の嚥下調整食の基準を

作成しているInternational Dysphagia Diet Standardisation Initiativeの委員会で推奨

されている方法になります。 (給食 伊藤)

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 今回の勉強会では、トロミの濃度を学会分類に揃えるため、薄いトロミ、中間トロミ、

濃いトロミの3段階のシリンジ残存テストを行いました。味噌汁のテストを行いましたが、

今後お茶やイオン水、栄養補助食品もテストし、トロミの濃度を学会分類に揃えていきます。

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